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『多様性』【C部長】


「えっ・・・!」😲
「ふむふむ・・・!」🤔
「へぇ~意外!」😃

先日、和楽器(箏・尺八)とオーケストラの協奏曲を聴きました。日本人作の楽曲を和装のソリストと洋装の楽団員が奏でます。この手の演奏会は少し苦手ですが、今回は割と楽しむことができました。

箏もハープと同じ弦楽器、尺八もフルートと同じ木管楽器。音を出す仕組みは同じだけれど、演奏する曲や見た目でずいぶんと違ったものに思えてしまいます。

クラシック音楽もこれまで様々な文化的、政治的影響をうけながら成熟してきました。しかし、それは主に同じヨーロッパ圏内での歴史なので、今回のような遠く離れた東洋と西洋の共演に驚きを感じるのかもしれません。

既成概念にとらわれず、何でも混ぜ合わせてみると、新たな何かが生まれるかもしれない。世界にはいろいろなものがあるから素晴らしい。

古い流行り言葉で言えば「異文化コミュニケーション」、今の時代では「ダイバーシティ」といったところでしょうか。

日本にはいろいろな文化を上手に吸収する柔軟性があるので、今は不思議に感じるものでも、時間がたてば馴染んでしまうかもしれません。

英和辞典に「anpan」と掲載される「あんぱん」のように。

芸術は鑑賞する人の好き好きなので、私が苦手なものでも、大好きな人はたくさんいます。
私は宇宙を丸呑みしたようなマーラーが好きです

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