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インクジェットプリント

インクジェットプリントは、インクを直接メディア等に噴きつけることで画線や画像、文字等を色鮮やかに表現する印刷方法です。 インクの種類やインクを噴きつける方式は様々ありますが、 基本的にはインクに圧力や熱を加えて「微粒子」に変え、プリントヘッドの左右の動きによって印刷イメージを表現します。
インクジェットプリントの最大のメリットは、繊細な画像の再現度が高い点にあります。使用できるインクも数多く、CMYK4色+αのインクを組み合わせて、自然の風景やグラデーションカラーを忠実に再現することができます。
当社では、3種類の印刷方法から、用途や使用する生地に適した印刷方法を選択することができます。

POINT
色と色との重なりがない(トラップなし)
写真画像に迫る高画質
1枚から印刷可能
細かい文字や模様まできれいに表現

印刷方法

ピクロス®

ダイレクト昇華プリント「ピクロス®」は当社が編み出した印刷方法です。
独自の技術によってにじみのない裏面浸透印刷を実現します。昇華分散染料を使用し、インクを直接生地に吹き付け印刷します。
印刷後に加熱処理をすることでインクが生地に定着し、色鮮やかに発色します。
ポンジ等の生地では裏抜けが良いため両面プリントのように仕上がります。

昇華転写

昇華転写プリントは、昇華分散染料を特殊加工された紙(転写紙)に印字した後、転写紙と生地を合わせて加熱することにより、気化したインクが生地の化学繊維の分子構造に入り込み定着・発色する印刷方法です。
伸縮のある生地や遮光生地、光沢感のある生地など使用範囲が広く、素材の良さを生かしながら写真に迫る高画質で表現します。

Latex(ラテックス)

Latexプリントは耐水・耐候性をもつLatex水性顔料インクを使用した印刷方法です。
生地・メディアの表面にインクを吹きつけ、Latexというポリマー素材を熱で溶かし顔料成分をコーティングさせた後に硬化・定着させます。
印刷面は物理的な滲みが少ないため、細かい文字や画像は鮮明に美しく仕上がります。

臭いや有害成分がないため、飲食店や医療機関、福祉施設などでも安心して印刷物を掲示できます。
擦過性も非常に高く、メディアによってはコイン等の金属で削っても剥がれません。
また、ターポリンや塩ビシート、皮革や壁紙等プリントできる範囲が広く、多様なメディアに対応しています。