捺染(シルクスクリーン印刷) 捺染(シルクスクリーン印刷)は、ポリエステル等の合成繊維(スクリーン)を枠に張った上に、感光乳剤を塗布し紫外線で露光させ版幕を作り、必要な作画以外の目を塞いだ版を使用します。 版を印刷機にセットし枠内にインクを入れ、スキージーと呼ばれるヘラ状のゴム板でスクリーンの内面を加圧させながら移動することにより、インクは版幕のない部分のスクリーンを抜けて版の下に置かれた生地(メディア)面に押し出されて印刷が行われます。 使用する顔料インクはメリハリがあり、色のかけ合わせにより何通りもの色の表現が可能です。 POINT 最大15色(15版)まで印刷可能 最大印刷幅1800mm メリハリのある色 設備紹介 オートスクリーン捺染機 国内最大級の15版。豊富な刷色を誇るオートスクリーン捺染機 最大15版(15色)までの印刷を実現したオートスクリーン捺染機は、国内最大級を誇り、当社の心臓部ともいえる設備です。 一度機械にセットすれば毎分20m以上の高速印刷が可能です。今までにない布地印刷の表現を可能にしました。 自動調色機 色を自在に調合するカラーウェイ カラータンクに豊富な顔料を常備するカラーウェイはインクの調合作業を100分の1g単位の精度まで色を表現することを可能にする設備です。 指定の色を制御し、コンピューターに入力することで、必要な糊の分量とインクの調合を正確に行い、最適なインク調合作業を実現します。 また、使用したインクはデータ管理しており、再印刷時での再現性を可能としています。 デジタル製版機 高速、高精細を実現したダイレクト製版の最終形 スクリーンに塗布した感光乳剤を紫外線で直接露光するダイレクト製版装置です。 作画と露光を同時に行うので、製版時間を大幅に短縮します。 また、フィルムやインク、ワックスなどを使用しないため、環境に配慮した設備です。 ▶︎『インクジェットプリント』の詳細はこちら