今回は、「がん検診」というものについて。
がん検診は、特に症状のない健康な方を対象にしており、そこが重要なポイントとのこと。
症状が出る前のがんの多くは早期のがんであり、これを見つけて、適切な治療をすることで、
一生を延ばすことができるとのこと。
また、最先端の検査法が効果が大きいとは限らないとのことで、「死亡リスクを下げること」
が証明された検診でなければ効果はないそうです。
現在の日本では、下記の5つの検診が推奨されています。
①「胃」 問診と胃部エックス線、または胃内視鏡検査
②「子宮頚部」 問診、視診、子宮頚部の細胞診と内診
③「乳房」 問診とマンモグラフィ
④「肺」 問診、胸部エックス線検査と喀痰細胞診(50歳以上、かつ喫煙指数≧600含む過去喫煙者)
(喫煙指数=喫煙本数/日×喫煙年数)
⑤「大腸」 問診と便潜血検査
これらの検診を行い、1回の結果が「異常なし」であっても、その後にがんができる
可能性は当然あり得るので、定期に検診を行う必要があることは言うまでもありません。